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※こちらは過去の特集記事です。記事に含まれる情報が現在のものとは異なる場合がありますので、ご注意ください。



住所 足立千住寿町32-6
TEL 03-3881-3001
営業時間 15:00〜24:00
駐車場 有り 6台
定休日 月曜日
交通 北千住8分
設備

大きな破風造りの瓦屋根は、「千鳥破風」と呼ばれる構造。銅板を贅沢にも使用している。その重々しい佇まいは、文化財級の建造物だ。入口では、恵比寿様と大黒様の彫刻も見ることができる。
1つずつ違う花鳥風月が描かれる脱衣所の格子天井にも注目だ。



 大黒湯に到着すると、まず千鳥破風の豪華な外観に驚くだろう。「波門」や「小槌」それに「大黒様」といった彫刻が施され、所々に銅板も使用される。大きさも通常の銭湯を圧倒的に上回り、ずっしりとした重みがある。どう見ても銭湯には見えない。まるで京都の寺院を訪れているようだ。
 昭和4年創業の大黒湯。当時から変わらないこの外観は、入口が二つに分かれているのが特徴。大黒湯のように二つの入口を持つのは、関西地方の銭湯に多く見られる構造だ。大黒湯は「関西式」の設計構造なのだろう。「関東式」銭湯が浴室の奥に湯舟が設置されるのに対し、この「関西式」設計構造は湯舟が浴室の中央に設置される。当然、大黒湯の外観から、湯舟の位置も「関西式」を期待してしまうのだが、内装の改築が3度行われたと同時に「関東式」に変更されていた。代わりにきれいで近代的な設備が設置されるのは嬉しいところだが、ちょっと残念。
 ロビーで一際目立っている一角は、青い畳が清潔感あふれる和室。手入れされた日本庭園を窓から見渡し、足を伸ばしてくつろごう。大きな岩に水が流れ、錦鯉が泳ぐ池へと注がれる。小さいながらも本格的な日本庭園となっている。 浴室内にも近代的な設備が揃う。気泡風呂や超音波風呂などのバイブラ風呂は、座風呂・寝風呂としての機能も備え持つ。好きな姿勢でくつろぐことができそうだ。サウナ(400円)は、一度に8〜10人使用できそうなほど広く、高めに温度設定されているのが特徴。サウナで体中の水分を汗で排出したその後は水風呂で水分を補おう。サウナ好きの入浴客は「この爽快感がたまらない」とサウナと水風呂を何べんも往復するとか。
 露天風呂の入口は必ず見落としてはならない。「銭湯の露天風呂なんか・・。」と冷めた目で見ていたら後悔することになるだろう。大黒湯は、本格的な岩風呂の露天風呂。それもかなりの大きさだ。「常に人気です。」と自慢げのご主人。どうにか穴場の時間帯を探し、独り占めしてみたい。
 外観など古き良さを残しつつも時代に即した設備を持つ大黒湯。「故きを温め、新しきを知る」その姿勢は、銭湯通もうならせることだろう。




大黒湯の創業は昭和4年と足立区で最も歴史のある銭湯です。当時からの外観も見どころですが、きれいな内装も魅力です。お客様に喜んで頂くため、時代に合わせた設備にするよう心掛けています。





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