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※こちらは過去の特集記事です。記事に含まれる情報が現在のものとは異なる場合がありますので、ご注意ください。


足立区千住1-34-10
tel 03-3879-6083
営業時間 18:00〜2:00位まで
第一、第三日曜休
これぞ足立の粋、居心地いいから毎日行きたいモダンなお店
〜萌蔵〜


 また来ちゃった。そう、萌蔵を知ってから、千住に来たらまずはここを覗いてみる。近頃なかなかの人気店だから、満員御礼の日も多いけれど、どこかで飲んで、またまたここに来ちゃうってくらい、一度馴染んだらやみつきになるお店。おばあちゃんちでくつろいでる、そんな気分にさせてくれる空間。
京都の町家風の入り口


 いつも活気溢れる北千住駅前繁華街の喧噪を抜け、ディープなこだわり店が軒を列ねる路地裏に、旧い民家がありました。そこに目をつけたのがオーナーで通称“おばちゃん”(って呼ぶには申し訳ないステキな女性。)こと九州生まれのあけみさんです。1階にはどっしりした一枚板のカウンターにオープンキッチン、2階は板間で、木造の民家を活かすように古い木材やアンテイークの和風家具がさりげなく配されて、古い民家に命が吹き込まれたかのようです。あけみママの意思を最大限活かした内装は西麻布の人気空間デザイナー、石川純夫さんの仕事。足立区内でママがオーナーを務める店は3件、全て石川さんが手掛けています(他の2件はまるかじりで紹介している千住のcosmicsoulと竹ノ塚のGONさんです)どこも、「えっこれが足立区?」っていうおしゃれな空間なのだけれど、その意外さを味わえるのが足立区の魅力なんですよね。

まったり落着く店内



イイ仕事をするマスター、
通称“修ちゃん”
 そしてここに通いつめるもう一つの魅力は美味しいお料理。“創作無国籍お惣菜”といった感じで、和を芯に据え各国のテイストを取り入れた今まで食べた事のないメニューに出会える事必至! オーナーに厨房を任されているマスター、染谷修一さんは毎日メニューを自分で書き換えています。同じ物は2度と作らない…という料理人の言葉通り、同じ料理でもソースや盛り付けが毎回違う。特に、その日に仕入れた新鮮な材料で、お客さんの好みやグループに合わせて作ってくれるおまかせ料理がこれまたお薦め! 是非、全てを“修ちゃん”こと若いマスターに委ねてめくるめく美食の世界を堪能しちゃいましょう。



2階にはこんな
差し向いの座席も

左>>定番メニューのおさかなカルパッチョ、
美しい盛り付けはイイ仕事を物語る
右>>こんな美しい器で供されるオードブル、
中身はウニやじゅんさいやとんぶり。
 お料理と共に魅力的なのが盛り付けられる器、古い染付けの絵皿や塗りの片口、お店の片隅に花を活けてある信楽や備前の花挿しまで、萌蔵の佇まいと調和していて、日本の風土に合った懐かしい風合いの物ばかり。これらはほとんどがママのコレクションだそう。ときおり九州弁の混じるママのほっこりとした雰囲気の中にも審美眼の鋭さがひしひしと伝わって来るのです。
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