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はっし〜の『マイ 屁〜バリッと ムーヴィー』
(最終回)

 
 
長い事ご愛顧いただいた(よねっ? ねっ!)はっし〜のアダチズム、ムーヴィーコラムも最終回、そこで、今日は私の人生におけるベストフェイバリットムーヴィーを教えちゃいます。本棚を覗けばその人の嗜好や思想が解るのと同じように、好きな映画も趣味や美意識や性癖?そのもの。さあ、本日特出しサービス、たっぷり脱ぐわよ!
 “人生における”って言っても、はっし〜の映画三昧生活の歴史は以外と浅い。高校まで映画館もないド田舎の町に住んでて、時々、大きな市街に出ていくのが何よりの楽しみだったイモ娘。初めて劇場でみた映画は「セーラー服と機関銃」注1 だった気がする。街には名画座があったけど、自分の意思で映画を選択するようになった頃、それは潰れがっくり。その後、盆と正月にハリウッド超大作しか観ないような県民性の土地にそんなもん作るのは無謀としか思えない“ミニシアター”が出来、『宝島』注2 なんかで紹介されるようなマイナーな映画が上映される異空間で初めて「ロッキー・ホラー・ショー」注3 を観た時のショーゲキを解っていただけるでしょうか。その時から、世界でも類なき程多国籍多品目を上映する映画都市東京の大学生となりすまし、思いっきり映画を観ようと固く心に誓ったのでした。(吉幾三『オラ東京さいぐだ』注4 の世界ね)
 しかし大学生活には他に刺激がいっぱい。いつしかその志を忘れ、3S注5に浸り、4年で卒業するも1年間はプー太郎生活だった私が年貢を納め就職、一時は「『羊達の沈黙』って何?」の世界でしたが、ルーティンワークに嫌気が差した頃、会社が引けてからレイトショーを観に行くのが楽しみとなり、7年間つきあっていた男と別れたのをきっかけに週末も映画三昧、新しい彼が出来てもデートといえば映画、その後いろんな男と寝ても冷めても映画、ハシゴしてまで映画、会社さぼって映画、映画、映画。10代の誓いを全うすべく、日夜映画館通いを続けているのでした。




注1:“カ・イ・カ・ン”で有名な薬師丸ひろこ(バカ高校生男子は“よく締まるあそこ”等と呼んでいたものだった、懐)主演のカドカワ映画

注2:1980〜1990にかけての清く正しいパンクロック少年少女達のバイブルとも言えるメジャーサブカル誌。その後かつての面影は消えグラビア系、モバイル系と、日々変貌を遂げる、ムック版宝島を生んだ出版元としても有名。

注3:カルトムーヴィーの金字塔、未だ上映されればコスプレ客が大挙し、上映館は歌って踊るファンで阿鼻叫喚の嵐と化す。

注4:♪は〜ぁっ! テレビも無ぇ、ラジオも無ぇ、レーザーディスクは何者だ?♪

注5:大学生の3Sと言えば、もちセックス、酒、スタディ(これは怪しい)ね。




では「こんな私に誰がしたムーヴィー」3大作をご紹介します。

● Vol.1「未来世紀ブラジル
● Vol.2「気狂いピエロ
● Vol.3「さすらいの二人

はっし〜の最後のお言葉