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●今週の映画対決
『チャーリーズ・エンジェル』VS『シャフト』
 
 やけに似ていたり、コンセプト繋がりだったり、別れた役者夫婦が主演だったり、ついつい比べて観てしまう映画がありますよね。そんな2作をバトルさせ、勝手に勝ち負け決めちゃおう。

 「チャリ・エン」こと『チャーリーズ・エンジェル』ご存知TVシリーズのリメイクといういきさつは周知の如し。ワイヤーアクション大盤振る舞い、ストーリーどーでもよし。3人の強ーいエンジェルといえば、今作で本格的にブスがばれたキャメロン・ディアス、東洋人とは異色のキャスティング、そばかす顔をモロ見せたルーシー・リュウ、実生活でもイッちゃってるドリュー・バリモア(ラリラリ)と当代きってのゴージャス美女達!ちちこそ見せないものの3人の脱ぎっぷりはいささか呆れる程サービス精神あふれてます。出てくる男はことごとくへなちょこボンクラだから、カップルより女の子同士で見に行くほうが爽快に楽しめる。

2000年/アメリカ映画/カラー/98分
有楽町ニュー東宝シネマ他にて上映中

 かたや「チャリ・エン」と双璧、男っぽさムンムンの『シャフト』。サミュエル・L・ジャクソンファンにとっては堪らんが、70年代のヒット作、『黒いジャガー』と比べるとかなりソフト。セックスマシーンのシャフトは影を潜め、ブラックのヒーロー、良きブラザーとして明るくこなしてます。ガン&カーアクション中心なのも、最近の風潮の中では久しぶりで新鮮!ブラック・プロテイション・ムービーの世界にカンフーアクションや二丁拳銃は似合わないからね。そして『シャフト』の中の女は添え物、お色気は期待せず、固い義理人情のブラザー同士で見に行きましょう。

2000年/アメリカ映画/カラー/99分
ああ、もう終わってる、二番館を待とう。

→判定:双方、70年代という時代の空気までもリメイクできないのは解る。ではチープさが鼻につき過ぎた『シャフト』より、3人がかりでおバカを演じた『チャリ・エン』に一本!

モドル   今月の必見へ